岩永 哲


きょうは梅雨の合間の晴天となった広島県内。
広島市中心部、RCC屋上から見える雲はもくもくと上に成長する様子が
目立つようになって夏らしくなってきました。
(きょうは山間部の一部以外は積乱雲があまり発達しにくい状況でしたが)


さて、中国地方は先週の土曜日に梅雨入りをしました。
雨や曇りのスッキリしない日が増える時期ですが、
これからは予報もスッキリとは言い切れない、難しい時期に入ります。

今週火曜は、南部で予想以上の強雨やまとまった雨となり
福山市に一時、大雨や洪水の警報も出されました。
梅雨入りしてまもなく、いきなり予想の難しさの先制パンチを喰らった気がします。

ところで気象庁のHPには天気予報がどれだけ当たったかについて
毎年、検証した結果をまとめているページがあります。
⇒気象庁:天気予報の精度検証結果



その一つ、「降水の有無」の的中率
(=1ミリ以上の雨が降ったか・降らないかが当たった度合)を見てみると、
6月は的中率が最も低い月です。

年間全体の値と比べて3日先以上の予報の精度がガクンと落ち、
7日先に至っては56%。2回に1度ちょっと当たる程度まで下がります。

こういうことを書いていると、今のうちから予防線というか、
外れた時の言い訳じみたことを言ってるようですね…。
(確かにその側面も少しあるんですが…)

もちろん予報はできるだけ当たるようには頑張るものの、
どうしてもこの時期の予報は不確定さを多く含んでいます。
予報がコロコロと変わる可能性がいつも以上に高めなことを前提に
付き合っていただければと思います。


そして、これからの季節に増えてくるのが夕立(にわか雨)です。

夕立が起きそうかどうかは
 ・日中、よく晴れて気温が上がる
 ・上空に寒気が入っている
 ・大気の水蒸気量
 ・風の吹き方(下層で風が集まる場所)
などいくつかの要因が絡んできます。

いつから、どこで、どれくらい降るかをピンポイントで
正確に予想するのは難しいですが、
夕立がありそうか、また広範囲か一部かいった
雰囲気についてはある程度予測することはできます。

夕立の多くは同じ場所で激しい雨が長時間続くことはなく、
数十分待てばやり過ごせる場合がほとんどですので
「にわか雨や雷雨の可能性があり」といった予報があった場合には、
時々空を見上げてもくもくと成長する怪しいなと思う雲を見つけり、
レーダーで確認したりしてうまくやり過ごしていただけたらと思います。



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