このところ旅が続いている。仕事も遠征が復活してきている。ありがたいことだ。
安いLCCでも車椅子でなかなか乗れなかった時代から、タラップ使用の小さな飛行機でもエレベーターのついたトラック完備が小さい飛行機場でも普通となり、ほぼ利用できるように改善されてきた。
ただ、LCCではまだまだ機内のお手伝いはできないとか、機内の車椅子がないなどハードルがあるので調査が必要だ。その点、キャリアの飛行機は機内まで飛行機会社の車椅子で座席まで行ける。車椅子から座席までもお願いすればそれ専門の方がお手伝いもしてくれる。
ボクの場合は、チェックインカウンターで飛行機会社の車椅子に。そこで自分の車椅子を預かっていただく。JALは最近では木製の車椅子だ。これは、手荷物検査の時に引っ掛からないため。普通の金属を使っている車椅子はブッブーと必ずなる。そしてブースを過ぎたところではならず身体検査だ。木製の車椅子なら鳴らない。よく考えられている。座り心地は…もちろん座面はクッションがついているが、足おきの位置などを考えてもボクでギリギリの体位保持できる感じ。約1時間出発までに最低でも乗ることになるがギリギリな感じかなあ。最後の方はちょっともう降りたいかなって思う。
もちろん自分の車椅子で搭乗口まで行くとか、他の車椅子でっていうリクエストもできるらしい。帰りの機内から荷物受け取りカウンターまでお世話になった羽田の係員に聞いてみた。「木の車椅子でないのにお願いできるんですか?」と。もちろんできますが普段(リクエストもなく)それに出会うことはすごくレアなことだという。羽田には5台しかないと言っていた。機内までこの木製の車椅子で進む。機内に入ったところで、手すりを取ってよりコンパクトに。ここからはCAさんも開いてしまっている足なんかを支えてくださったりで座席まで進む。あ、そうそう、こういうお手伝いが必要な方っていうのは、とにかく一番先に搭乗する。ベビー連れな方とかもその次に乗る。その後に上級会員や、ファーストクラスの方などの順番になる。ボクは、移乗は連れがやってくれているがお願いすればやってもくれるらしい。到着地では、タクシー乗り場までとか、バスチケットを購入する場所までとか、リクエストできるらしい。びっくりするぐらいのサービスだ。
でもそうそうLCCに乗っても海外でも飛行機が到着した後も空港内のサービスはかなり手厚い。当たり前だけど、LCCとキャリアの違いは機内にサービスの違いだ。ドアから座席が問題なだけってわけ。でも人を頼らなければいけないならばそのサービスがついている飛行機会社を選ばなくてはいけない。それか、同行者がやってくれるかだ。
