介護に縁遠い人は何?と思うかもしれないが、ご両親や、パートナーが要介護や要支援になったらまずお世話になるのがケアマネージャーさんという方。いわば介護者の監督さんのような方だ。
ボクの場合、クモ膜下出血という病気になって1年も入院していた。退院するときに病院に介護認定のために住んでいる市町村から認定調査員がやってきた。それに必要な手続きからケアマネさんが決まっていればやってくれる。ケアマネさんは地元の地域包括センターで紹介してもらえる。わからなければ区役所で聞くといい。
ケアマネさんはとても大切だ。ボクにとって生活しやすいように介護全般にわたって組み立ててくれるからだ。いいケアマネさんに当たるか?運もあるが、最初にお願いするときにボクの家族がお願いしたのは「リハビリがしたいのでそれに詳しい方」というお願いの仕方をしたらしい。本当はお答えしかねるらしいが全く逆のケアマネさんはおそらく当たらないと思われる。
友人の話だが、癌末期で要介護の身となり全くわからずお願いしたら女性のケアマネさんだった。おじいちゃんが(本人)どうしても男性がいいというのですぐに変わってもらった、という例もある。変えられないと思っている方も多いが、どうしても合わないとか、??と思うことがあれば、変えてみるのもいいと思う。人間対人間なのでどうしてもペースが合わない。考え方が合わないってことがある。
さて、我が家のケアマネさんは大変だ。「どうしてもこの車椅子に乗りたい。レンタルできるはずだから探して欲しい」そんな大変なリクエストをする。するとケアマネさんが福祉用具の会社複数に連絡。その車椅子の捜索が始まる。ボクの体の調子が悪くなれば、それに見合ったヘルパーさんの配置や、看護師さんへの連絡までしてくれる。最低月に一回の訪問をしてくれて次の月のスケジュールの確認をする。ベッドの出方がこうだから看護師さんはそのままでいいのか?とか。とにかく今の生活ができているにはケアマネさんの采配と言っても過言ではない。
だからもし、要介護のみになる時はケアマネさんって大切なんだってことをふと思い出してほしい。
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