「親ガチャ」と言う言葉を初めて聞いた。しかも小学生から。

自粛期間で小学校も分散登校、子供たちにタブレットが配布され、半分は自宅からリモートで半分は学校に行きリアルで授業を受ける。

そのように様々な体制で学校も行われている。宿題の音読もタブレットで自分で録画して提出するんだそうだ。問題になっているwi-fiも自宅になければ学校から貸し出されたりリモート体制も整ってきた。

タブレットも配布になったのだからと言うことで、新しい勉強の仕方もはじまっているようだ。「これってどうやってやるの?」子供がタブレットの扱い方をお母さんに質問した。「ん?どうやるんだろ」「・・・」「学校で習ったでしょ?」

こうやって今この記事をインターネットで読んでいる人には関係ない話かもしれないが、まだまだ世の中にもインターネットに疎い親だっているわけだ。

「ウチの親全くできないんだ。パソコン」今時の子供だから学校で教えて貰えば吸い取り紙のようにパソコンやタブレットの使い方なんて覚えるだろう。
けれど、宿題がいっぱい出るリモートの授業では家でやらなければならないこともたくさんあるんだそう。子供も初の試みで興味津々だったり、困ったり。親に聞いてもわからない。

「親ガチャ外れ」そんな時この言葉を聞いて、そんな言葉が小学生から聞こえてきてほんとに驚いた。

通訳すると「ウチの親はパソコンのできない、ガチャガチャで言うところの(お金を入れてダイヤルを回すと丸いカプセルが出てくるガチャガチャと言うゲーム)でハズレ」そんな感じの言葉なんだって。パソコンの話だけではない。『「親ガチャ」をいうワードが小中校生の間で出てくることはあるよ』とのこと。

料理がうまい、ゲームに寛大である、自分と同じ趣味で盛り上がれる、かっこいい、スポーツができる、友達に人気がある、面白いなどなど「親ガチャ大あたり」「親ガチャ外れ」と言われる。

要するに、「親は自分で選べない」ってワードってことらしい。ハズレでも当たりでもそれが自分だから腐ったりはしないんだそうだけど。

親の出来が子供の間で言葉上で評価されてるっていうお話。「お前の父ちゃん、親ガチャ大当たりだな」って言われたら嬉しいのかなあ。使い方間違ってる?