今日他の熱中症の原稿を書いていて、環境省の熱中症アラートのホームページを開いてみたら、なんと広島県に熱中症アラートが発令されていた。
都道府県の中で13県に発令されていたが中国地方で2県。広島、岡山。東京も今日午前中なのにもう33度。日差しがきつい。それでも熱中症アラートは発令されていない。
熱中症アラートというのは、熱中症の危険性が極めて高くなると予測された際に、危険な暑さへの注意を呼びかけ、 熱中症予防行動をとるための情報。熱中症になりやすい気象情報だと判断した場合予防してもらうために発令されるそうだ。 発表には熱中症との相関が高い「暑さ指数」を用いている。 暑さ指数の値が33以上と予測された場合、気象庁の府県予報区等を単位として発表される。
暑さ指数だけでなく、具体的に取るべき熱中症予防の方法も同時にのっているのが特徴。
前の日の夕方5時に発表された場合、翌日のイベントの時はほとんどが熱中症アラート発令中のため中止、または、最新の注意が必要ということになる。
この熱中症アラートが発令されたら、台風の豪雨の時に外に出ないのと同じように「必要のない人は外に出ない」そのぐらいに危険度なようだ。発令されれば、学校では校庭で遊んだり運動が中止される。体育館でも指数によっては同様の処置が施される。
環境省の熱中症アラートが発令された場合の注意点予防策は次のとおりである。
・不要不急の外出は避け、昼夜を問わずエアコン等を使用する。
・高齢者、子ども、障害者等に対して周囲の方々から声かけをする。
・身の回りの暑さ指数(WBGT)を確認し、行動の目安にする。
・エアコン等が設置されていない屋内外での運動は、原則中止または延期する。
・のどが渇く前にこまめに水分補給するなど、普段以上の熱中症予防を実践する。
高齢者や子供は体温調節がうまくできないので急激に体調が変化する。
脱水症状や熱中症などあっという間に重症化する。熱中症アラートが発令されるような日は、声をかけてあげたらいい。
この熱中症アラートは、LINEやメールに自動配信されるサービスも行われている。是非活用してほしい。
本当に熱中症は高齢者には家の中でもすぐなってしまう危険があるのだ。
環境省 熱中症予防情報サイト
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