前回もコロナワクチン接種について書いたが皆さんは接種はどうだろうか?
広島では、7月8日現在1回目の摂取が終わっている方が高齢者1回目、608606人2回目まで終わっている方322433人、医療従事者1回目、119701人、2回目111741人、その他の方1回目48403人、2回目7750人。
まだまだ6月ごろは東京の大規模接種会場の予約が埋まることがなく全国から来てもいいなんて報道もあった。
なんだ、高齢者の予約がインターネットを使えない人など、親戚中の人員を総動員して予約しているのを見ていただけにやり方を変えればすぐに打てる手立てもあるんだな、と安心していた。ところがだ、今やワクチンが足りないという。どこでどう滞っているのか。
神奈川のボクの家に接種券が届いた時はまだギリギリで大規模接種会場でも予約なしでできるって話だった。
前回話したようにボクは近所の小児科の診療所で予約なしの当日接種という有難いシステムで行ったその日にささっと出来てしまった。
一日新規で300人ぐらい、2回目の人が同じく300人ぐらいのの目安で行う予定だったと、話していた。多い日には700人ぐらい1日に接種していたらしい。
集団免疫を早くつけることが望ましい。色々なやり方もあるが、誰でも来てすぐに受けられて3週間後に2回目と決まっていればみんなが楽だ。万が一2回目指定の日に来れない人だけ連絡してくれれば。分かりやすくて簡単だ。細かくは色々問題もあったようだが、地元の皆さんに一番いい方法がある、と思ってやってくれているのがありがたかった。
ところが、先日2回目の接種に伺うと、ワクチンの供給が滞っている。なので1回目の接種人数を縮小しなければなんだよね、と。1回目を接種した人は2回目をしなければならないので必然的に1回目の接種人数が減ってしまう。
急にワクチンの供給量が減ってしまったのだから仕方ない。しかし日本には6月末までにファイザー製のワクチンが1億回分届いているはずだからどこかで滞っているって話なんだろう。7月からは少し輸入量が減るという話も聞いたがその前のワクチン自体が配布ミスという話もある。
ワクチンに限らず、コロナ問題では国と都道府県の間に大きく溝がある。せっかく接種会場の開業医が少しでもスムーズにと知恵を絞っても思うようにならない。どうなっているかよくわからない。誰がやっても100点満点の仕組みは難しいのは理解できる。大変なこともわかる。でも、あまりにもお粗末だと感じてしまう。
もっと国が主導権を取るならしっかりしろって話で、うまく行ってないよなあと、最近では小学生だって気がつき始めてる。先日我が家に遊び来た小学生が総理大臣ってそれはダメとか、いいとかって偉い人なのに言えないんだねって言ったのには驚いた。
まあそれはオリンピックの話だったのだけど。その小学生たちは今のところ接種の予定はない。ボクの接種を受けた小児科医の話では、「僕が一生懸命、接種を進めるのは子供のためです。周りの大人たちがみんなワクチン接種が終われば子供へのリスクが減るんです、大人達の接種が子供たちを救うのです」そうおっしゃっていた。確かにそうだ。子供のためにも接種はしたい。
いまテレビを見ていたら河野大臣がワクチン不足について話していた。
ワクチンが足りなくなった理由は、政府が想定していたよりもかなりの勢いで自治体が頑張ってくれたので、供給がおいつかなくなっている。
だから、想定よりはたくさんの方が打っている。9月までにはワクチンの供給が追いつく。と語っていました。
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