もうコロナのことなどどんなことを書いても「ああ、またか」そういう方が多いんじゃないかと思う。
5月24日、米国務省は日本国内の新型コロナウイルスの流行が悪化しているとアメリカの国民のに対して日本への渡航中止を勧告したという。
そんな中まだオリンピックはやるんだろうか?
コロナは今まで普通に行ってきた人間の営みを本当にズタズタにしてきた。緊急事態宣言も東京、大阪、京都、兵庫、愛知、福岡、北海道、広島、岡山では5月31日までとなっているがどうだろう…沖縄の6月20日に合わせて延長という意見が出ているという。長引く、しかもよくわからない方針と、国なのか、県なのか、引っ張って行ってくれる人リーダーの所在もよくわからないままで不安が募る。
イライラしている人が多くなったと友人から聞いた。テレビでも見たことがある。
コロナでストレスが溜まっているんだと言う話。
本当にコロナのせいなのかは甚だ疑問だけど、温厚だったと思っていた人が棘があるのもいいを他人にしているところを見かけたり、家族間で今まで許せたことが「絶対許せない!」になったり。上司が何故か機嫌が悪くて八つ当たりばかりで職場に行きたくないとか。急にお客さんが怒り出してびっくりしたとか。学校で子供同士のトラブルが増えたとか。
喋れないボクに「○○なんですよ、全くひどい話なんです」そう愚痴のような、訴えのような話をしていく人も少なくない。余計な事も言わないし、他の人にも話さなし(話せないし)丁度いいのかも知れない。
コロナが原因とされているのは、どこにウイルスがあるのかわからない、感染しないか、うつしてしまわないか、治療方法がないなどの不安や恐れが現れるというもの。よく聞くのは、仕事で帰ってきた家族をバイキン扱いする高齢者の話。外から帰った家族に辛く当たる。そしてイライラする。見えないウイルスを不安に思う気持ちもわかる。
さらにコロナによって仕事のシステムや人間関係様々な環境が変わった人たち。夫が週の4日も家にいるんですとか、出張も無くなって自宅にいるんですとか。ちょっと離れていた今までの環境が良かったのか?
逆にこんなに一緒にいられることはなかったと喜んでいる家族だっているわけだけど。大学生も学校にも半分以上リモートでバイトの減らされ夜の街で遊ぶ場所も無くなった。
とにかく色々な不安でストレスを抱えイライラする人が多くなったとのこと。コロナのせいにするのもコロナに悪いけれど、今まで1年以上の蓄積がイライラとして現れているんだろう。他にも具合が悪くなる人も増えていると聞いた。不調を訴える人。
東京と大阪では大規模接種も始まり不安も解消されつつあるのだろうか。あと数ヶ月もすれば笑い話になっているのだろうか。
「不要不急の外出は控えてください」そんなことを言ったってどうしたらいいのかわからない。ワクチン接種が始まっても予約が取れないとか、接種券が届かなかったりドキドキする事も多い。
そんな中、高齢者たちから「朝活」してるよという声を聞くようになった。高齢者というにはボクはヒヨッコすぎるがそういうボクも朝活派になった。
朝5時半とかに出て行って7時ごろにはもう帰ってくる。今日は車で20分ほどの公園まで散歩に行った。普段は誰とも会わないぐらい人が少ない。車で行ってすっと眺めのいいところで空気を吸って帰ってくるのが定番だ。
薔薇が綺麗だと聞いた公園に出向いた。あいにく薔薇のピークは過ぎていたが6時ごろ着いた公園にはボクよりちょっと年配の方々がソーシャルディスタンスを保ちながら体操をされていた。そして終わるとさっと帰っていかれた。井戸端会議もほとんどなかったように見えた。でもなあ、実際はあとは人との無駄話なんだろうなあとも思う。無駄なことって栄養になる。仕事でも人間関係でもエネルギーにもなるし余裕にもなる。全く関係ないことが繋がっていく。
そんなことコロナになってみて実感する。
コロナ前にこんな朝派になるなんて思っても見なかったけれど、朝の30分外出することが活力を生む。そしてマイナスな空気をプラスに変える。
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