画像出典:東京大学

【 https://www.u-tokyo.ac.jp/focus/ja/articles/z0801_00035.html 】

【 https://cluster.mu/u/UTokyoOC?fbclid=IwAR1FVeHO796xV1CqQyLvxVa1t44rIoD79Pk4n7VWC4nhhOVZj2PPQQnJWVg 】

 

 


令和2年度 学生表彰 東京大学総長賞 総長大賞を「バーチャル東大」が受賞した。

「バーチャル東大」は東大の公認サークルUT-virtualに所属する所壮琉さん(教養学部)中川雅人さん(工学部)西澤優人さん(工学部)らにより制作された。

東大の学生ももちろんいつもならオープンキャンパスに訪れたであろう高校生など、このコロナ禍で自由にキャンパスに訪れられない人たちのために東大構内の各所をバーチャル化したのだ。

9月に行われた東京大学のオープンキャンパスはコロナの影響で全面オンライン開催になったのですが、そこにオンラインでもキャンパスが見学できるよう彼らのシステムが使われました。バーチャルな東大構内をアバター(バーチャル内の自分)で歩くわけですが、安田講堂で行われた講演が聞けたり、在校生の体験談が聞けたり掲示物を見て回ったり。

バーチャルな世界ですが内容の濃いオープンキャンパスがまた、今の時代だからこその体験ができたのではないでしょうか。

彼らの所属するサークルだってこのコロナな時代自由に会って活動もできなかっただろうが、そんな時だからこそできることを考え、前に進んでいった彼らの功績は大きかったのだろう。

話はちょっと逸れるが、最近バーチャルな世界に身を置いて旅に出てみたり絵を描いたり、誰かとバーチャルな空間で話をしたり、体の悪いぼくは車椅子の上に座っているのにトレーニングをしたり、色々な経験をさせてもらっている。

それがリアルな世界なのか体を動かしているのは自分なのか映像の中だけなのかわからなくなることがある。ゴーグルの中には確かにある世界。脳の中にもある。パソコン上に残すこともできる。が、実態のものはない。やればやるほど不思議な感覚になる。

悪い意味ではない。新しい時代なんだなあと古い頭で考える。存在なきバーチャルな世界なのにボクの体の中ではあるものとして記憶される。ボクは、左半身が麻痺しているが、そんなバーチャルな世界を覗く時左側も動くんじゃないかと錯覚することもしばしばある。錯覚だけど、もしかしたら本当に動き出すんじゃないだろうかと思っている。懐かしい場所を訪れて涙が出そうになったこともあった。その時にワープする。なんとなく次元を越えるんじゃないかとか思ったりする。だからこそのめり込む。その空間にいると体が不自由なことを忘れる。いや不自由なことを乗り越えられる気がしてくるのだ。

この総長賞のニュースを聞いて、彼らにはそんな近未来の可能性を感じている。不自由なコロナの今、東大を尋ねるドアを作ったように未来へのドアも作ってくれるんじゃないかと思う。