けさ中国・北京市内は
激しい黄砂に見舞われました。
現地の映像を見ると
空がセピア色に霞んでいます。
北京市の空気汚染の基準で
最悪の「6級」となりました。
地元メディアは
この10年で最も強い
内モンゴルの砂嵐と
寒気の影響によると伝えています。
TBSニュース「中国“この10年で最も強い”黄砂 北京の空気汚染レベル最悪に」
広島も黄砂で霞むことはありますが
砂が巻き上げられる
砂漠に近い北京のそれは
レベルが違うと感じさせられます。
この黄砂は衛星画像からも
ハッキリと確認できます。
低気圧からのびる
寒冷前線やその背後には
巻き上げられた砂で
雲や大気が茶色くなったエリアが
広がっています。
中国大陸で大規模な黄砂が起こると
その後、日本列島へ流れ込む可能性が
あるのかが気になるところです。
気象庁の黄砂飛来予想では
日本に流れ込むまでには
ある程度薄まる予想のため、
現時点で地上付近において
広島への濃い黄砂の飛来は
予想されていません。
ただあす後半からは、
上空に多少黄砂を含んだ大気が
流れ込んでくるおそれはあります。
あすは黄砂交じりの雨となる
可能性もあるので、
気になる方は
念のためご注意ください。