POST:岩永 哲


夕方、広島市中心部は
ちょっとだけ晴れ間ものぞいていましたが
きょうもスッキリしない天気だった広島県内。
昼過ぎは本降り時間帯もありました。




そして、きょう日中は気温も上がらず
最高気温は沿岸部でも20℃を少し超えるくらい。
10月中旬から下旬並みの涼しさでした。

きょうに限らず、今月に入ってからは
涼しい日も多いような気がするな…
と感じている方も多いのではないでしょうか。




実際にきのうまでの
9月の平均気温をみてみると
例えば広島市中区では平年に比べると
ー1.2℃も低くなっています。

今月はきょうまでに
30℃以上の真夏日は5回しかないですし
(去年はきょうまでに12回)、
明らかに涼しい秋といえそうです。




こんなことを言うと
「今年の9月は残暑が厳しいんじゃなかったの?」
とお叱りを受けそうですが…。

こちらは8月25日に気象庁が発表した
秋の天候の見込みを伝える3か月予報(9~11月)。
「9月の気温は平年より高め」の予報でした。
自分をはじめ多くの天気予報で
そんな話を伝えられていたのではと思いますが、
結論からいうと予報は外れています。
どうもスミマセン…。

夏の高気圧の勢力が予想ほど
中国地方までは強まらなかったり、
雨の日が多く日照時間が
平年よりは少なめだったりした影響が
あるのかもしれません。



さらに今月末から10月はじめにかけて
秋がグッと深まりそうな気配もあります。

きのう気象台からは中国地方を含めて
北日本から西日本に広く
低温に関する情報が発表されています。




この秋を深めるそうなのが上空の高気圧です。
こちらは今月末から10月はじめころの
上空5000メートル付近の予想図ですが、
シベリア東部とロシア西部には高気圧が発生し、
しばらく同じようなところに居座る予想です。
こうした高気圧は「ブロッキング高気圧」と呼ばれ
動きが鈍くなる傾向にあります。

この2つの高気圧が同じような場所にあると、
大陸の冷たい空気が
日本付近に流れ込みやすいような
上空の風の流れが続きます。

西日本も影響を受けますが、
北日本の方がより影響が顕著で、
北海道の山からは
雪の便りなどもあるかもしれません。




残暑が厳しいよりは
過ごしやすくていいかもしれませんが、
来週末以降、
思いがけずグッと冷え込む日も
出てくるかもしれません。
体調管理にはどうぞご注意ください。