毎年恒例の国際福祉機器展であるが、この展示会に行くと展示されているものだけでなく、いろいろな情報が入ってくることがボクにとってうれしいことだ。昨年も車椅子で通路を進んでいると呼び止められて「その車椅子、身体に合ってませんよ」といわれた。それからケアマネや車椅子の業者をよんで背中の張り方やクッションを変えたり、足置きの調整もした。日常「ちょっと変だな、どうなんだろう?」と思っていたことが解消された。


今回もあるブースでの世間話のなかで「逆流性食道炎」の話になった。ボクも一昨年、逆流性食道炎のかなりひどいものになって、ベッドで寝ていると胃からこみ上げてくるような酸っぱいものを感じて辛かった。その後、入院しなければいけないほどになってしまった。


その入院では「食道から大腸まで内臓がボロボロです」とすごいことをいわれ、さらには大腸がんまでわかって長い入院となった。それから退院しても枕を高くして寝ていても酸っぱいものがこみあげてくる感じに悩まされていた。「今度、いい枕が発売になるんですよ、使って見ますか?」といわれ、願ってもないこととお願いした。


説明によると、意外なことに逆流性食道炎で悩んでいる人は多いそうだ。この話を周りでしてみると「わたしも」「ぼくも」と周りでも結構いることがわかって驚いた。


寝ているときが一番つらいという。その枕の名前は「ナノ・スリープ:エルゴ」という。


ナノ・スリープ:エルゴ



形状は、幅も長さも60センチぐらいとすごく大きい。一番高い部分が10cmと7cmの二種類。形状がスロープになっていて頭のてっぺんが一番高く、肩甲骨あたりに向かって低くなる。


最初見たときは枕としては今迄見たことがないものだったし、身体が慣れるまで2、3日かかる。寝づらいわけではないが、とにかく今までの枕という概念から身体が慣れるまでの期間ってかんじかな。


枕の中の高反発ウレタンにたくさん切れ込みが入っているそうで、頭をごろごろさせても頭に上から背中までかなり広範囲で包み込まれる感じがある。寝る姿勢がくずれにくいように工夫されているとのこと。介護の床ずれ防止マットの技術を応用していると聞いて納得する。ボクは寝返りもままならないが、今で痛かった肩や背中が痛くないような気もしてくる。

なによりもうわさに聞いていた逆流性食道炎の胃酸の逆流も少なくなり楽になっていると思った。


逆流性食道炎の人が人口の2割もいると聞いて驚いたが、胃から食道まで傾斜がつくのでこの枕はちょっと試してみてと教えたくなった。


おまけなよい話として、この枕のカバーはナノフロントという特殊な繊維が使われている。肌への刺激が少なくマイクロファイバーと比較しても比べ物にならないぐらい汚れの除去力があるという。肌や髪のよごれをとってくれるらしい。枕って、変えるとこんなに安眠できるんだなって思ったうれしいニュース。


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