「ヒューリック・ダイハツJAPANパラバドミントン国際大会」を見に行った。

2020年パラリンピックと同じ国立代々木競技場で開催された。改修工事を終えてオリンピック、パラリンピックに向けて準備も万端だ。競技場の前の広場もスロープが新しくなって車椅子やベビーカーなどでも移動しやすくなっていた。



このたびの試合はパラリンピックと同じ場所でできるという意味でも選手にとっては大切な試合だろう。バドミントンは照明や空調や天井の具合にも左右されると聞いたことがある。どんな雰囲気か同じ会場で試合ができる貴重なものだ。

最近、パラリンピックの予選会やテストイベントと称して国際試合が見られることが増えた。ボクも同じ車椅子乗りとして、かつてオリンピックを目指していたスポーツマンとしてそれらには大変興味がある。

17日の決勝トーナメントには世界選手権でも優勝した里見紗季奈さんらも出場すると聞いて楽しみにしていた。里見さんはパラバドミントンでは車椅子で出場する。

初めて近くで見たが身体は上半身がこれでもかというほどのけぞってラケットを振る。後ろに倒れやしないか、見ているボクも思わずのけぞって力が入る。タイヤがこすれる音が離れている僕の場所でもキュッキュと聞こえる。シャトルは見えない速さで反対側のコートに。こきみよいシャトルを打つ音がする。

見ていてぞわぞわする。エネルギーと魂がぶつかっているような緊張感がある。生でスポーツを見る醍醐味である。真剣な熱いものを感じる。

もうひと試合、鈴木亜弥子選手の試合はスピード感にあふれていて見とれてしまった。腕に障害があるクラスというクラス分けがあるそうだ。

鈴木選手はシングルス女子で優勝した。

 

バドミントンはパラリンピックでは東京大会から行なわれる種目だとのこと。今までなかったのか?と不思議だががぜん2020年のパラバドミントンに行きたくなった。当たるかどうかわからないが、もちろんチケット購入に応募してみた。

 




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